レッセンスウォッチは、多数の非常に小さく繊細な部品を入念に組み立てて、頑丈かつ高精度の時計を生産しています。一つひとつ細心の注意を払い組み立てられていますが、中には制御できないものもあります。衝撃、磁場、重力でさえも時間の経過とともにその調速機構のパーツに影響を与える可能性があり、通常、こうした精度を必要とする作業には、かなりの時間がかかります。どんな機械式ウォッチも同様です。

それにより、レッセンスウォッチは、高精度の時間管理とハイグレードのメカニクスを備えた理想的なウォッチとして長期間トラブルなく使用することができ、その価値を維持することができます。この分解点検は、認定を受けたレッセンスサービスセンターのみで実施されます。サービスセンターは、レッセンスウォッチ特有の複雑な構造を十分に理解し、修理を行うのに最適な場所です。

また、毎年レッセンスウォッチの防水試験を実施することをお勧めします。防水試験を行うことで、ウォッチを湿気や埃から保護しているパッキンが最高効率を維持できるようにします。

サービスセンターでは、ウォッチの磁気抜きをすることもできるため、精度を回復することができます。電子デバイス、テレビ、X線機器の使用により、環境は、強力な磁力源で充満しているのが現状です。これらは機械式ウォッチの作動に影響する可能性があります。